社寺建築の刻み
2020/06/03
事務所の横に併設されている作業所では、ほぼ毎日今夏上棟のお堂の刻み作業が行われております。木造住宅の骨組みとなる土台、柱、梁の加工はほぼ全棟プレカットに依頼している中、間近で材料の木取りから墨付け、刻みを見学できるという貴重な体験をさせてもらっています。
作業場には墨付け、刻みが済んだ部材が積み上げられています。刻みが一通り済んだら、今度は仮組みという作業に入るそうです。一般の住宅では見ないような形に刻まれた部材がどのように組みあがっていくのか、楽しみです。
写真は小屋束いろいろ。永高棟梁の番付の文字が恰好良いです。恰好がつくように、あえて崩した文字で書いているそうです。
話は少しそれますが。
そんな永高棟梁の趣味は、趣味というレベルを超えた水彩画なのですが(県知事賞を受賞するほどの腕前です!)、実は書道も本格的に嗜んでおります。いやはや。
永高棟梁の作品の一部がこちら。
ほかの作品も見てみたいよ。という方がいらっしゃいましたらお気軽に弊社までお問合せくださいませ。